ドブログ[Do-Blog]は個人的なメモブログです。文具、Mac、写真、情報設計が主な話題。OM-D E-M5mark2やTG-4で撮ったり、LAMYとMoleskineで書いたり、Macで仕事してます。

果実を買うか、種を買うか。クリエイターなら種を買え。

2009年8月24日 月曜日@23:59

スイカを買うとする。

普通、苗や種ではなく、でっかい果実を買う。なぜか。

答えは、すぐに食べられるから。

苗や種を買う人は、少しの間辛抱。まず時間がかかる。また、育てる場所や肥料、農具なども必要になることがある。何しろ手間がかかる。

しかし、種を買った人は、もっと多くの果実を手に入れることが出来る。それから、大量に栽培して売りさばいても良いし、品種改良してもっと甘くておいしい果実を開発しても良い。

果実は現金化しやすいから人気があるが

スキル、知識も同じ。

すぐに使える情報やスキル(果実)は、たしかに即座に実践投入して利益をえられる(食べられる)が、賞味期限も短く陳腐化(腐敗)しやすい。さらに、果実を元手に商売するとなると果実自体を転売するぐらいしか商売方法が無い。

知識や知恵に相当する抽象的な概念(苗や種)は育てる手間と時間はかかる(売るには加工が必要)が、それを元手に大規模な商売をすることも可能(専門家となりえる)。またその応用範囲も広い。つまりポテンシャルが大きい。

人は往々にして「すぐに使えるスキルや情報」を求める。仕入れやすく売れやすいものは需要も供給も多いので市場が活性化する。インターネットに限らず書籍やセミナーでも同様の傾向が見受けられる。雑誌や辞書なんかはその傾向が強い。

抽象的で知識・知恵に相当するものは需要と供給が少ない。文脈・コンテキストをもつ教科書などが、これに当たる。

ボクらは、どう考えてもあと2、30年は働く必要があるのに。。。

小手先の最新スキルのみを猛烈に追いかけている人々は10年後のビジョンはあるのだろうか。心配だ。

本当の専門家は巧い果実の転売方法だけでなく種から育てる方法に長けている。

ということで、ボクは「種を蒔く人」に憧れる。自転車操業のようなスキルの購入と販売の短絡的なスイカ転売屋より品種改良・土壌改良が出来るスイカの達人になりたい。

今、Webクリエイターの何パーセントが種を蒔いているか、ちょっと気になった。

そうそう。スイカの果実を買ってしまった人にも朗報がある。

スイカから種を取り出して植えてみるのだ。

品種が分からないかもしれないし、直接種を買った時のような説明書もない。そもそも発芽しないかもしれない。

でもそのスイカの中には確かに種がある。たくさんスイカの果実を買った中に、きっと実を結ぶ種があるはず。

あ、最後にひとつだけ。世の中には種無しスイカというものもあるので、注意されたし。

以上、Wikiウサギの趣旨説明と宣伝でした。

関連:消費系クリエイター

この記事へのリンク
コメント

コメントはまだありません。

コメントする

←前の記事:「」 |  次の記事:「」→