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2006年09月05日
派遣社員
[雑記]
久しぶりに遅めの出社だったので、とくダネ!を眺めてた。
小泉政権の通知表みたいな特集をやっていて、「景気回復、格差社会」というテーマで「Aさん(29)」という人物にインタビューしていた。
Aさんは、派遣社員で既婚。二人の子持ち。給料明細を写してて、手取り17万ぐらいだった。
主張の流れは、以下のとおりで、、
・年収は180万程度(この計算もおかしい)
・税金が高い(正社員のほうが高い)
・景気が良いのは、一部だけ(うーん)
・よって、小泉政権の景気対策は失敗也!
というかなり強引な論法だった。
Aさん曰く「派遣社員はどんどん取り替えられて、まるで部品である」「将来が不安だ(すみません。正確な表現は失念しました。これ以降は、ボクの直感的な感想になります。
「まるで部品である」てのは、派遣社員にとってはメリットだと思う。
確かにこの表現だとマイナスイメージを受けるけど、こう言い換えられないか。
「派遣社員は、即戦力扱いであり、実力さえあれば面倒な就職試験などを全部すっ飛ばし、正社員と同じ職場(待遇の格差はある場合が多いが)で仕事ができる。さらに、自分のがんばり次第では、正社員への採用や責任ある立場へ上り詰めることも可能である」
今まで色々な職場で、いろいろな形態で仕事をしてきたけど、派遣社員は強みをいっぱい持っている。
自分のスタンスと存在価値を確立しやすく、会社の文化的な束縛も受けにくい(残業バンザイとか派閥とか)。
ただ、派遣社員を「お手軽な職探しの手段」や「9時-5時での楽な仕事」捉えている人にはお勧めできないと思う。保障もないし、いつ切られても文句は言えないしね。
でも、自分なりの目標(独立とかキャリアアップとか)があるのなら、正社員という枷から開放される分、実力を伸ばすことに専念できる。
職場を短い期間で転々とできるのも、経験値稼ぎにはもってこいだ。方々にコネクションも作りやすい。
つまり、派遣社員には覚悟が必要ということ。
この報道は、派遣社員をずっとやってきた身には、派遣社員のデメリットばかりを(歪曲して)伝えてる様に聞こえた。
話がかなりそれたけど、「そもそも派遣社員に向いていない人、誤解がある人」へのインタビューを小泉政権叩きに使うのは、いささか疑念が残る。
会社、社会へ関わり方の姿勢は、個人的な思想や主義拠るところが大きいのであって、小泉首相の政策との関連性は薄い。
小泉さんに関しては、特にこれといった印象はない。
任期を全うできるってのは日本の総理大臣としてはかなり珍しいし、内部に対しての政治力・調整力は相当なものだったのではないだろうか。
少しぬけてるっぽい感じで親近感もあったしね。嫌いじゃないよ。好きでもないけど。
まとめ。
・景気回復と格差社会を同列に取り扱うはおかしい
・論理が破綻している。プロパガンダをやるんだったら、もっと巧妙にやれ。
・派遣社員のデメリットだけをピックアップし、それが「生きにくい社会」と結びつけるのはおかしい
・Aさん(29)よ、もし実在するのならもっとがんばれ!
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