なぜ僕はフレームが嫌いなのか[2004-06-09]
自問自答
僕はフレーム(Frame要素)が嫌いだ。それはもう、すごく嫌いだ。何度も痛い目にあってるし、何が良いのか皆目見当もつかない。
で、その嫌いさ加減を論理的に整理してみる。
ビジュアル的観点
フレーム(Frame要素)を使用しようとする人がよく言うのが、「スクロールしても常にメニューやロゴを見せることができる」これはどうなんだろう?
まず、フレームの領域を確保することで、ユーザが実際に読むべき本文の領域が制限される。
それは多くの場合、割合ではなく実数値として確保されるため(100pxとか)、画面の小さなユーザにとっては大変な負担となりうる。
また、常にメニューやロゴが見えているというメリットも実のところ結構怪しい。
ユーザは自分の感覚でページをスクロールするため、メニューが特定の場所にあるのであれば、混乱することはまず無いと思われる。
このことをさらに確実にするのであれば、ページ内でのナビゲーションを充実させることにより死角は無くなる。
例:「このページのトップへ」など
さらに言えば、フレームのスクロールバーのコントロールなどがブラウザによって動作が違う。コーダー泣かせだし、あまりに不毛な労働だと思う。
SEO的の観点
SEOの観点から考慮した場合、フレームを使用しないほうがメインロゴ+内容という理想的なページ構成となるため、やはり使用は避けたほうがよいと思われる。
1ページ内に統一感のある情報が記述されている場合、検索対象となりやすく、またメインロゴ(社名、プロジェクト名、製品名)などと合わさることで、SEOチューニングが促進される。
逆にフレーム使用した場合、以下のような弊害がある。
- メインロゴ、メニューなどが表示されない可能性大きい
- ブックマーク(お気に入り)への追加に障害がある
- URL表記やtitle要素に意味が無くなる。ページが変わっても同じURL表記やtitle要素居が座り続ける。
- 印刷機能の低下
制作者の観点
一昔前のWeb制作者にとってフレームはいろいろな問題を解決してくれる便利なツールだが、現在では上記2点から発生する問題などにより、徐々に使用されなくなってきている。
しかし、バックグラウンドが絡んでいるWebサイトなどでは、いまだに多くのフレームが使用され、そのプログラムの改定が成されないが故にフレームが使用されつづけている。
制作者側から見たフレームには以下のような弊害がある
- 一見メンテナンスが楽になるようだが、実は複雑な構造イメージを持つ必要がある。
(1つのURLに1つの独立した内容(またはその一部)という判りやすいページ構成では無く、1つのページを構成するために複数のURLが必要になってくるため、サイト構成に関して高度な理解が必要。) - 非推奨の要素、属性を多用することになる(frame要素、target属性など)
HTMLからXHTMLへのシフトなど、バージョンを底上げする場合に多大な障害となる。
まとめ
frame要素はプログラマ側からすれば、便利なものだと良く聞きます。でも、Webとはプログラマのために作るのではなく、ユーザにとって使いやすくある事こそが第一の指標です。
悪いことは言いません。そろそろフレームやめませんか?
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